story：白谷水歩

不幸な人間にのみ発症する超能力――リリーフ。
高校一年生の“ぼく”は、自分が“リリーフの影響を受けない力”を持っていることを知り、リリーフ持ちが集められた人材派遣会社アポロギーで働くことになる。
そこで出会ったのは“リリーフをなかったことにする力”を持つ少女ソラを始めとする、様々なリリーフ持ちの能力者たち。
このアポロギーでの出会いが、これからの“ぼく”の人生を大きく左右することになるのだった――。

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story：平七羽

中学生になったばかりの井手ゆうこは、過保護な両親に嫌気がさし、家出を決意。

ところが海へ行ったら誘拐され、いつの間にか乗せられていた船で自称王子のアスキュリンと出会うことに。
彼は、ホウプ族という魔法使いの種族だと言い張り、乗客たちもおかしな連中ばかりだった――。

みんなの大好きな、冒険小説の登場です！

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story：水沢透

アンティークレンガで造られた、お洒落な紅茶専門店『HOME SWEET HOME』。
働くスタッフはみんな、家族みたいなもの。

少女モコに導かれるようにしてこのホームに転がり込んできた豊もまた、新たな家族の一員として迎えられます。
あたたかい仲間たちとの優しい日常は、豊にとってどんどん大事なものになっていきます。

ところが、それを脅かそうとする黒い影も、ホームへと忍び寄ってくるのでした――。

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story：ゆずみやともめ

2020年。世界は、地球外生命体ラヴィに支配されていた。
地上は荒廃し、元々の地球人は絶滅しかかっているという過酷な時代に、少年カナミは生きていた。

士官学校を卒業したその日、『かわいい顔をしている男子は女として生きなければならない』というラヴィのルールによって、カナミは少女へと生まれ変わり、ラヴィのために働き始める。

ところがカナミは最初の任務地で、謎の敵対勢力“欧州”の女性ルーシーらに囚われてしまう。
彼女たちの捕虜あるいはペットとして過ごすことになるカナミだが、共に生活していくうちに、カナミの胸の内にはルーシーに対する愛という感情が徐々に芽生え始めていくのだった。

敵対する勢力に属するカナミとルーシーの愛の行方は果たして――。

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