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田舎好きな俺の話

俺は東京で暮らしていたけど、田舎がとても好きだった。 俺の田舎は山形県だ。 夏には必ず、田舎のじいちゃんばあちゃんの家で過ごしていた。 じいちゃんには、 「ここはお前が住んでいるところみたいに何かあるわけじゃない。自然し
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自慢話ばかりする先輩

社会人になって俺は色々と職場の人と飲む機会が多くなりました。 最初は先輩の話も自分のためだと聞いていましたが、何しろ自慢話が多いんです。 H先輩は、とにかくその自慢話をしたいがために俺を呼んでいるんじゃないかと思う位、月
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高校時代のバンド仲間

俺は高校の時に仲間たちとバンドをやっていた。 本当にあの時はプロのギターリストになりたくて友達と毎日のように練習。 今思い出しても、青春してたなって思う。 俺がギターを始めたのは小学生の時で、音楽番組を見ているとかっこい
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沖縄のごんさん

※編集注:こちらは東京在住の方の想い出話です オレにとってサラリーマンになって最初にやりたいことといえば、行きつけの居酒屋を見つけるということでした。 その頃は女でも一人飲み歩きが流行っていたので、オレもそういう店を探し
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何のために仕事をしているのか?

最近までは仕事がうまくいかなくなってちょっと落ち込むことが続いていた。 家と仕事の往復に飽き飽きしている状態。 まあ、それなりに仕事は頑張っているつもりではあるけど 彼女もいない、とりあえず仕事だけの毎日の俺は少々うんざ
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優しさだけじゃない男

俺がまだ高校生の時、俺は塾の先生を好きになってしまった。 相手は24歳という俺から見たら大人の女。 友人であるBにだけはいつもその先生の話をしていた。 Bには中学生から付き合っている彼女がいるし、姉も妹もいるから男兄弟の
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友達と向き合えなかったこと

俺は昔から人見知りな方でした。 高校生の時もそんなに親しい友達ができるとは思いませんでした。 だけどクラスで隣のなった男(M)がすごく話しかけてくるような男で Mと話すようになってからは俺の高校生活は変わって行きました。
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店長と俺の乾杯

社会人になって一年目、毎日仕事をやめたいと思っていた頃の話です。 来る日も来る日も営業で怒られて、毎日辛かったです。新人は怒られるのが当たり前だと言われて耐える日々が続きました。 「見返してやる」と、上司を驚かすことので
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俺を説教してくれる友達

俺は高校まで実家だったので大学で一人暮らしが始まってからは結構遊びました。 中学、高校と野球一筋で生活していたので、大学に入ってからは自由な時間があれば女と遊ぶようになっていました。 大学の前までの友達はとにかく硬派で、
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Yとぼくと文庫本

ぼくがまだ学生だった頃の話です。はじめての上京。知り合いなし。それでもって、親元からのサポート・ゼロの一人暮らし…。 これは正直、かなりきついものでした。だからアルバイトは、生活の糧を得るために絶対的になくてはならないも
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失恋と朝焼けの海

私は中学までは地元の学校に通っていたのですが、高校受験では東京の学校に合格しました。 父親が東京に単身赴任しており、借り上げ住宅に住んでいたため、私もそこから通学することになったのです。 高校生活3年間は楽しいもので何人
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IT同期4人組

私は新卒時の就活で、大手のIT企業に就職することができました。 中堅大学に在籍していた私にとっては、とても満足のいく結果でした。 4月の入社式では100人以上の同期がいましたが、私の部署には私の他に男3人が配属されました